- 綾部市興農会議畜産部会は、畜産農家における家畜ふん尿処理の適正化と耕種農家における堆肥の利用促進を目的にさまざまな取り組みを展開しています。
- 平成10年度には堆肥供給農家を一覧マップにまとめました。綾部市内の全農家へ配布し、堆肥の積極的な利用を呼びかけたところ、いくつかの地域で新たに畜産農家と耕種農家とのつながりが芽生え、地域の条件にあったいろいろなタイプの耕畜連携が生まれつつあります。
- そこで、平成11年度には一歩進め、地域内耕畜連携により完全有機栽培を実現している先進事例調査を興農会議畜産部会と園芸部会が合同で企画し、畜産農家と耕種農家の両方が参加する視察研修を実施しました。参加された農家には非常に好評で、さらに耕畜連携が進むものと期待されました。
- 今後、これらの取り組みが、点から線、線から面に広がり、畜産農家と耕種農家が共存共栄する地域づくりに結びつくことを目指して、引き続き支援していくこととしています。
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