- 夜久野町では、平成7年度から家畜ふん尿を資源として位置付け、「環境にやさしい農業推進事業」に取り組み、「土づくり」を進めています。
- この事業は、町内の地力の低下により農作物の収量が減少したことや、畜産経営での糞尿処理を環境問題を発生させずに行なうという課題から取り組みが始まりました。
- 夜久野町には、養豚・酪農・養鶏・和牛の畜産経営があり、これらから発生する糞尿を町内3箇所の堆肥舎で混合し、良質な堆肥を製造しています。
- 製造した堆肥は、夜久野町農場協議会が、営農組合からの申し込みを取りまとめ各地域に配布しています。配布については、平成10年4月に設立した有限会社やくの農業振興団が行っています。
- 堆肥の散布は、町内のオペレーターにより行っていますが、2人の意欲ある酪農農家も大活躍されています。
- このように畜産農家と耕種農家が連携し「土づくり」に取り組み、地域が一体となって環境にやさしい農業を展開しています。
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