京都丹の国和牛改良組合
中丹地区・肉用牛

●所在地 綾部市
●キーワード 高育種価牛の利用
雌牛基盤の整備
受精卵移植技術の利用
●推薦者氏名 JA京都にのくに


  • 京都丹の国和牛改良組合は、JA京都にのくにが平成9年9月1日に設立されたのを契機に、綾部市、三和町、夜久野町の和牛繁殖農家がひとつになって、平成10年8月18日に旗揚げされました。

  • 平成11年4月1日現在の組合員は51戸、母牛頭数は208頭で、【育種価を利用した母牛改良】、【酪農家との連携による受精卵移植和牛子牛の確保】、【放牧技術を取り入れた省力的な飼養管理】をスローガンに掲げ様々な活動を展開しています。

  • 酪農家との連携による受精卵移植和牛子牛の確保については、すでに15頭の高育種価牛の雌子牛を酪農家から導入し育成してきています。

  • 中山間地の土地利用の実証として、平成10年度に畜産再編総合対策事業(日本型放牧技術型)を活用して、管内3カ所に水田放牧等モデル放牧場を設置し、「簡易放牧」を取り入れた省力的な飼養管理方法の実証展示や、研修会を行っています。

  • 京都生まれ・京都育ちの真の京都肉を京都の消費者に安定して提供することを通して、京都丹の国和牛改良組合の活動を消費者に広くピーアールしていきたいと考えています。そのためには、府内の肥育農家に安心して購買いただける優良子牛の生産が基本となります。

  • 平成10年度~平成12年度の3年間を母牛改良の重点期間とし、諸事業を活用して、高育種価牛を計画的に導入しており、平成15年度にはこれらの母牛が改良基礎牛として活躍し、子牛販売高で繁殖基盤整備の成果を示すことを目標にしています。

  • 平成9年に岩手県で開催された第7回全国和牛能力共進会の種牛の部(若雌の区)に京都府代表として出品することができました。平成14年に開催される第8回全共への連続出品を目指し、種牛改良と優良子牛生産に取り組んでいます。



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