- (農)南桑営農組合は、JA亀岡市預託牛部会の会員で、肉用牛300頭を飼養する肥育農家である。
- 地元の佐伯地区では、同組合の堆肥を使って農産物を生産・販売するグループが組織され、毎週土曜日に朝市を開催している。
- 集団転作のコスモス畑を開放するイベントに参加して、亀岡牛の堆肥を使った有機米を販売し、消費者へのPRを図るとともに交流を深めている。
- 後継者のN氏が地域のオペレーターとなり、水稲約10haの刈取りをし、その後、堆肥の還元・耕起を行った上で、地権者に戻している。
- 堆肥は、肉用牛糞だけでは窒素含量が低いので、近くの養鶏センターの鶏糞を購入して成分を調整するなど、高度な処理を行っている。
- 肉用牛の生産については、第71回京都肉牛枝肉共進会で最優秀賞1・2席を独占するなど、高い肥育技術を持つ。
- 生産された肉用牛は、亀岡市のと畜場で処理され、地元のスーパーやJA直売所にて、安価で供給されている。
- 代表者は、11年までの6年間、農業委員として地域の農地管理に奮闘してきた。
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