- Mさんは、昭和41年に13頭で牛飼いを初めて以来、共進会で優秀な成績を収めるなど、高い技術を持っておられます。
- Mさんは、その秘訣を「個々の牛の持っている能力を最大限に引き出すこと」と考えており、牛舎の裏山に放牧したり、自給飼料をふんだんに与えておられます。
- 和牛のふん尿は、堆肥にして農地に還元し、水稲や花きの生産にも利用されています。
特に、Mさんの栽培されるトルコキキョウは他の農家のものよりも品質が良く、土づくりを十分に行っている成果ではないかとその秘密を語っていただきました。 また、水稲の生産は自らのほ場だけでなく、地元の機械利用組合のオペレーターとして、収穫期には連日コンバインに乗り颯爽と地域を駆けめぐっておられます。
- このような、Mさんの活躍の裏には、奥さんの大きな協力があり、牛のエサやりや花きの管理(草刈り、防除など)は、大半が奥さんの分担になっています。
- このような、卓越した技術と人望が多くの人の信頼を集め、近年は、地元の板生奥営農組合、京都丹の国農協和牛部会、○○町花き生産部会の役員を歴任されています。
今後とも、地域のリーダーとして畜産・農業の振興と地域の発展に元気に頑張って欲しいものです。
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