J牧場
南丹地区・乳用牛

●所在地 船井郡
●キーワード 情操教育としての家畜
地域リーダー
親子3代にわたる酪農
●推薦者氏名 日吉町産業振興課


  • J牧場は、日吉町で成牛40頭、育成牛10頭の規模で酪農を営む専業農家である。

  • 戦後間もなく、父が当地に開拓入植し果樹栽培を始めたが、土地が痩せており、肥料と現金収入を確保するため、成牛1頭から酪農経営を始めた。

  • 現在の経営主は2代目にあたるが、平成7年から北海道での研修を終えた長男が就農し、後継者として21世紀に向けた酪農経営を模索している。

  • 京都市のT保育園は、自然と生き物が子供たちの心の発達に果たす役割に着目した保育教育を実践している。

  • 「ありのままの畜産の姿を子供たちに見せたい」とのJ牧場の思いと、園長の思いが重なり合い、J牧場は約20年前から牧場見学を受け入れている。

  • こうしたJ牧場と園児たちとの交流は、園長の共著「5歳 竹馬なんてカンチコチン」で詳しく紹介されている。

  • J牧場の環境美化にも細心の注意が払われており、J牧場正面には丁寧に手入れされた芝生を囲むように桜や柿、ヒバ、アカシアが植えられており、季節ごとに咲き乱れる花々が訪れる人達の目を楽しませている。

  • 駅前にある町の案内板には、J牧場のイラストが添えられており、まさに町の名所となっている。

  • J牧場は、本業の酪農の他に指導農業士にも認定されており、地域農業のリーダーとして幅広く活躍されている。



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