報恩寺酪農組合
中丹地区・乳用牛

●所在地 福知山市
●キーワード 転作飼料生産
地域と共生した酪農
●推薦者氏名 福知山市農林課


  • 報恩寺酪農組合は、福知山市佐賀地区の酪農家4戸を構成員として、組合全体で乳用牛42頭を飼養し、高品質生乳の生産を行っている。

  • 組合では、年間を通じて安定的に安全な生乳生産を確保すること、生産コストの低減を図ることを目的に、地区内の遊休農地や転作田を活用した自給飼料生産を積極的に推進している。

  • 平成10年度における組合全体の転作田での飼料栽培は約1.3haで飼料自給率8.7%であったが、平成11年度では転作田飼料栽培3.3haで飼料自給率34.0%を目標に規模拡大が図られている。

  • 転作面積の拡大及び高齢化や担い手不足による遊休農地が拡大する中、飼料自給率の向上と地区内農地の有効利用を図ることで、地域と共生した酪農を実践している。


今後の方向
今後も、地区内の転作田を活用した耕種農家との飼料作物の契約栽培及び団地化の推進を図り、地域と連携した酪農経営を確立することにより、今後予想される乳価の低迷等の酪農情勢の変化に対応できる足腰の強い酪農経営を目指している。


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