- 創業は昭和27年で、昭和47年に現在の経営形態「農事組合法人クローバー牧場」になり、現在は、親子3代にわたる家族を中心とした牧場経営を行っています。
- クローバー牧場では、乳製品の輸入自由化を初めとした酪農経営を取り巻く経済条件等の変化に対して、酪農家が生き残っていくためには、消費者に牛乳を安心して愛飲してもらうことと考えています。
生産者としては安全かつ高品質な牛乳を、生産から販売まで責任を持って供給していくことだと考え、平成7年2月には西日本で初めて特別牛乳さく取処理場の許可を取り、「京都の特別牛乳」という名称の特別牛乳を、また平成11年9月には特別牛乳を100%使用したプレーンヨーグルトの生産・販売をスタートしました。
また、町内、郡内はもとより宇治市、奈良市の消費者に専用自動車で定期的に宅配するとともに、朝市にも出店するなど顔の見える生産販売を行っています。
- 化学反応を利用した堆肥化処理施設によって生産された堆肥は、土づくり資材、有機質肥料として地域の基幹産業である野菜や茶の生産農家にほぼ全量が利用されています。
- このように、クローバー牧場は地域に密着しつつ、消費者のニーズと生産者の信念、努力とが結びついた酪農経営です。
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