A牧場(A
京都・山城地区・乳用牛

●所在地 京田辺市
●キーワード 若者グループ
乾燥牛糞の生産・流通
●推薦者氏名 田辺地方振興局


  • A氏は、経産牛41頭を飼養する青年酪農家であり、野菜・茶・畜産・花卉生産青年農家で組織する南京都農業青年クラブ(通称・いまいち会、昭和63年設立・現会員13名)に参画している。
    いまいち会の活動は、共通のテーマにもとづき水稲生産技術やパソコン複式簿記研修などを行う一方、会員の親睦や交流のための花見や家族連れの海水浴など多彩な活動を展開している。

  • また、A氏は認定農業者、青年農業士として地域農業の振興にも積極的で、京田辺市農業経営者会議幹事にも就いている。

  • 牛ふん尿は、東田辺堆肥生産組合(昭和63年度設立)を通じて乾燥牛糞を年間約100t生産している。

  • 流通については、平成元年5月に特殊肥料の認定を取得し、JAやいまいち会のメンバーに販売し、茶、ナス、ナシ等の特産物の生産を支えている。
    [流通]
    バラ売り 2tダンプ約30台(15,000円/台・税別)
    小売り 約3000袋(40リットル・400円・税別)

  • 同氏の母は、ミルクレディースクラブ会長として活動中である。


今後の方向
市街地化の進展に伴い、現在地での規模拡大は困難となりつつあることから、京田辺市内で移転地を確保し、地域とのつながりを大切にしながら、成牛100頭規模の酪農経営をめざしている。


戻る